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膀胱がんは再発しやすいって本当?
~再発率と治療について泌尿器科医がわかりやすく解説します~
「膀胱がんは再発しやすい病気です。」
診察でこのように説明すると、多くの患者さまが驚かれます。
「また手術になるのでしょうか?」
「何度も入院しなければならないのでしょうか?」
そのような不安を抱える方は少なくありません。
確かに膀胱がん、特に筋肉まで入り込んでいない膀胱がん(筋層非浸潤性膀胱がん)は、治療後も高確率で再発することがある病気です。
しかし、再発したからといって悲観する必要はありません。
現在では再発を早く見つけ、患者さまの状態に合わせた治療を選択することで、多くの方が日常生活を送りながら治療を続けることができる選択肢が増えてきています
なぜ膀胱がんは再発しやすいのでしょうか?
膀胱がんには、同じ膀胱の中に新たながんが発生しやすいという特徴があります。
そのため、治療が終わったあとも定期的な経過観察が非常に重要です。
これは治療が失敗したという意味ではありません。
膀胱がんという病気そのものが非常に再発しやすい性質を持っているため、ガイドラインでも定期的な膀胱鏡検査による経過観察が強く推奨されています。
再発すると、また大きな手術になるのでしょうか?
→ 現在は必ずしもそうではありません。
再発した膀胱がんでも、
✅がんの大きさ
✅個数
✅深さ
✅悪性度
によって治療方法は異なります。
患者さま一人ひとりの状態を評価したうえで、最も適した治療方法を選択することが大切です。
再発を早く見つけることが最も重要です
再発した膀胱がんは、小さいうちはほとんど症状がありません。
そのため、
▶血尿がない
▶排尿時の痛みがない
▶普段と変わらない
という状態でもすでに再発していることがあります。
だからこそ、定期的な膀胱鏡検査や尿検査を受けることが重要です。
早い段階で発見できれば、身体への負担を抑えた治療を選択できる可能性があります。
当院では再発した膀胱がんに対する日帰りレーザー治療「TULA」に対応しています

当院では、再発した表在性膀胱がんの一部の患者さまを対象に、レーザーを用いた日帰り治療であるTULA(経尿道的レーザー蒸散術)を行っています。
TULAは、すべての膀胱がんに適応となる治療ではありません。
病変の組織型、大きさや数、位置などを十分に評価し、適応がある患者さまに対してのみ行うことが可能な治療です。
条件を満たす場合には、身体への負担や入院による生活への影響をできるだけ少なくできる可能性があります。
当院では診察による経過確認・膀胱鏡検査・画像検査などをもとに、TULAが適しているかどうかを確実に判断しています。
「再発した」と言われたら、一人で悩まないでください

膀胱がんの再発と聞くと、多くの方が強い不安を感じます。
しかし、再発したからといって、すべての方が同じ治療になるわけではありません。
現在の膀胱がんの状態を正しく評価することで、ご自身に合った治療方法を選択できる可能性があります。
当院では、患者さま一人ひとりの病状や生活背景も考慮しながら、治療方針をご提案しています。
このような方は一度ご相談ください
✓ 膀胱がんが再発したと言われた
✓ できるだけ入院を避けたい
✓ 身体への負担が少ない治療について知りたい
✓ TULAの適応になるか相談したい
✓ セカンドオピニオンを希望している
まとめ
膀胱がんは再発しやすい病気ですが、定期的な経過観察と適切な治療によって、多くの患者さまが治療を続けながら日常生活を送っています。
再発した場合でも、病状によって治療の選択肢は異なります。
当院では、現行の最新のガイドラインに正しく準拠した治療を主軸とし、再発した表在性膀胱がんに対する日帰りレーザー治療「TULA」を含め、患者さま一人ひとりに適した治療をご提案しています。
「再発したからもう仕方ない」と諦めず、まずはお気軽にご相談ください。




