にんにく注射について
にんにく注射について
ニンニク注射はどんなもの?
ニンニク注射とはいうものの、本当にニンニクを注射しているわけではなく血管薬剤が入る時にニンニクのような香りを感じることからこのような呼び名になったようです。主成分はビタミンB1であり、このビタミンB1はビタミンの中でも、三大栄養素(糖質・タンパク質・脂質)の代謝を助ける「潤滑油」的な働きをしています。この潤滑油が十分に体内にある状況だとエネルギーを上手に作ってあげられるため効率的にエネルギーを利用できる状況となります。またからだにたまった疲労物質である乳酸を分解する役割があるため疲れが取れるといった効果が期待できます
ビタミンB1が不足するとどうなる?
ビタミンB1が不足すると、食事から摂った成分からエネルギーを効率よく作り出せなくなり、細胞でエネルギーが不足すると疲れやすくなります。また、腰痛や肩こり、目の疲れ、手足のしびれなどにもビタミンB1の不足が関係していて、ビタミンB1を補給することで、それらの症状が緩和、改善する可能性があります。
さらに、ビタミンB1不足によって、気力や活力がなくなり、食欲が低下しやすくなることがあります。加えて、イライラしやすくなったり、集中力や記憶力が低下したり、情緒不安定といった症状にこのビタミンB1不足が関係していることがあるとされます。
ビタミンB1の弱点は?
エネルギー産生を助けるために必要な割に食品からとると吸収率が低く、しかも調理過程において失われてしまいがちであるため結果として不足しがちの栄養素の一つです。
ニンニク注射はこんな方にお勧めです
など 様々な効果が期待できます。
ニンニク注射の副作用は?
ニンニク注射の主成分であるビタミンB群は水溶性であり摂取しすぎたり体内に蓄積することがなく尿から排出されるため副作用はほとんどありません。ただし注入濃度が濃すぎると注射時に血管痛が起こることがあるため投与速度、薬剤溶解には配慮して行っていますので安心してお受けいただけます。