膀胱がんの初期症状・診断・受診の目安 ― 血尿や頻尿で不安な方へ(専門医がわかりやすく解説)|ゆきがや泌尿器クリニック|大田区東雪谷の泌尿器科、石川台駅徒歩2分

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コラム

膀胱がんの初期症状・診断・受診の目安 ― 血尿や頻尿で不安な方へ(専門医がわかりやすく解説)|ゆきがや泌尿器クリニック|大田区東雪谷の泌尿器科、石川台駅徒歩2分

12月9日に膀胱癌で闘病されていたキャスター小倉智昭さんが亡くなられました。2016年から膀胱癌を患い治療をお受けになっていたようですが病気の進行が勝りこのような大変残念な結果となったと報道されています。ご冥福をお祈りいたします。

 

膀胱がんの初期症状・診断・受診の目安

― 血尿や頻尿で不安な方へ、専門医がわかりやすく解説 ―


「血尿が出たけれど痛みがない」
「最近トイレが近くなってきた」
「年齢のせいだと思って様子を見ている」

こうした症状の背景に、膀胱がんが隠れていることがあります。
膀胱がんは、早期発見が可能な一方で、再発しやすいという特徴をもつ病気です。
ここでは、膀胱がんの症状・診断・治療、そして受診の目安について、できるだけわかりやすく解説します。


膀胱がんとは?

膀胱がんは、膀胱の内側を覆う尿路上皮から発生するがんです。
日本では泌尿器科領域の中でも比較的多く、特に高齢の男性に多くみられます。

膀胱がんの主な特徴

✅ 初期には症状が軽いことが多い

✅ 早期発見・治療が可能

✅ 治療後も再発しやすい

そのため、「治療して終わり」ではなく、継続的なフォローアップが非常に重要です。


どんな人に多いのか(疫学・リスク因子)

膀胱がんは、以下のような方に比較的多くみられます。

✅ 60歳以上の方

✅ 喫煙歴のある方

✅ 過去に膀胱がんの治療を受けたことがある方

✅ 化学物質への長期曝露歴がある方

特に喫煙は、膀胱がんの大きなリスク因子として知られています。


膀胱がんの初期に出やすい症状

痛みのない血尿

膀胱がんで最も多い初期症状は、痛みを伴わない血尿です。

✅ 赤い尿が出る

✅ 一度だけ出て自然に止まる

✅ 体調は特に悪くない

こうした血尿は、「様子を見てしまいがち」ですが、必ず泌尿器科での検査が必要です。

※ 血尿は他の病気でもみられます。

 

頻尿・残尿感

膀胱が刺激されることで、

  • トイレが近い

  • 排尿後もすっきりしない

といった症状が出ることもあります。

 

どのような検査で診断するのか?

膀胱がんの診断は、複数の検査を組み合わせて行います

主な検査

  • 尿検査(尿潜血・尿細胞診)

  • 超音波検査(エコー)

  • CT検査

  • 膀胱鏡検査(膀胱の中を直接観察)

これらの検査により、腫瘍の有無や大きさ、数などを評価します。


放置するとどうなる?

膀胱がんは、初期のうちに見つかれば治療可能なケースが多い一方で、放置すると進行し、治療が大がかりになる可能性があります。

また、表在性膀胱がんであっても、再発を繰り返すことがあるため、治療後の定期的なフォローが欠かせません。


当院で行う検査・治療の考え方

当院では、膀胱がんに対して

✅ ガイドラインに基づいた診断

✅ 必要十分な検査

✅ 患者さんの負担を考慮した治療選択

 

を大切にしています。

再発を繰り返す膀胱がんに対しては、
TULA(経尿道的レーザー治療) という日帰り治療も行っています。

 


受診の目安

以下のような症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。

✅ 一度でも血尿が出た

✅ 血尿が繰り返し出る

✅ 頻尿や排尿時の違和感が続く

✅ 膀胱がんの治療歴がある

「何もなかった」と確認できることも、大切な診断結果のひとつです。

 

最後に

膀胱がんは、
早く見つけ、正しく治療し、適切に見守ることでコントロール可能な病気です。

ゆきがや泌尿器クリニックでは、 初期診断から治療後のフォロー、再発管理まで一貫して対応しています。

血尿や排尿の症状で不安がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。

 

 

以下yahoo ニュース記事の転載です。

「16年春に(がんを)宣告され、セカンドオピニオンまで受けて、それ以外の治療を選んで…民間療法という形で随分お金を投じた。それによって2年半遠回りをしたことを…本人は『やっぱりお医者さんの言う(勧める)治療、標準治療を受けていたら、俺の人生変わったかも』と話されていた。『何かあったら大村の口から伝えてくれ』と」と、小倉さんから託されたメッセージを伝えた。

 

闘病生活自体はなったことのあるご本人しかわかりませんが、たくさん考えてこのようにしておけばよかったと考えたことをこのように皆さんに伝えたいと語ってくれています。このような著名な方の闘病生活の記録や考えが皆さんの目に触れることはあまり聞かない病気に関心を持てる大きな機会です。皆様にとってご自身もそうかもしれないと考えるきっかけになってくれることを願います。少しでも不安な気持ちがあれば当院にご相談下さい。