にんにく注射の効果は?何故いいのか?|ゆきがや泌尿器クリニック|大田区東雪谷の泌尿器科、石川台駅徒歩2分

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コラム

にんにく注射の効果は?何故いいのか?|ゆきがや泌尿器クリニック|大田区東雪谷の泌尿器科、石川台駅徒歩2分

皆様は『にんにく注射』に注射にして耳にしたことはありますでしょうか?なんとなく聞いたことはあるけれどまだ受けたことはない、、でもなんかちょっと気になる、、、でもちょっと怖い、、、

 

そんなにんにく注射に関して今回は触れてゆこうと思います。 

 

ニンニク注射はどんなもの?

ニンニク注射とはいうものの、本当にニンニクを注射しているわけではなく血管薬剤が入る時にニンニクのような香りを感じることからこのような呼び名になったようです。主成分はビタミンB1であり、このビタミンB1はビタミンの中でも、三大栄養素(糖質・タンパク質・脂質)の代謝を助ける「潤滑油」的な働きをしています。この潤滑油が十分に体内にある状況だとエネルギーを上手に作ってあげられるため効率的にエネルギーを利用できる状況となります。またからだにたまった疲労物質である乳酸を分解する役割があるため疲れが取れるといった即効性を持った効果が期待できます

使用薬剤であるアリナミンは、ニンニクの成分「アリシン」とビタミンB1(チアミン)が結合した「アリチアミン」を改良して作られたビタミンB1誘導体です
アリナミンには、次のような特徴があります。

* アリナミンは、ニンニクの研究により生まれました。

* アリナミンは、疲労の軽減や神経や筋肉の働きに関与し、機能低下を回復することで、肩こりや腰痛などの症状を和らげるような作用を発揮します。
* アリナミンは、抗疲労成分「フルスルチアミン」を主薬に、エネルギー産生に重要な働きをするビタミンB群やパントテン酸カルシウムを配合しています。
* アリナミンは、ビタミンB1欠乏症の予防及び治療に用いられる承認医薬品で、「ニンニク注射」とも呼ばれていますが、実際にはニンニクは含まれていません。

 

*アリナミンは、注入するとにんにくのような臭いが広がることから、“にんにく注射”と呼ばれていますが、にんにくを食べた時のように口臭がするわけではありません。

 

 

ビタミンB1が不足するとどうなる?

 

ビタミンB1が不足すると、食事から摂った成分からエネルギーを効率よく作り出せなくなり、細胞でエネルギーが不足すると疲れやすくなります。また、腰痛や肩こり、目の疲れ、手足のしびれなどにもビタミンB1の不足が関係していて、ビタミンB1を補給することで、それらの症状が緩和、改善する可能性があります。

さらに、ビタミンB1不足によって、気力や活力がなくなり、食欲が低下しやすくなることがあります。加えて、イライラしやすくなったり、集中力や記憶力が低下したり、情緒不安定といった症状にこのビタミンB1不足が関係していることがあるとされます。

 

ビタミンB1の弱点は?

 エネルギー産生を助けるために必要な割に食品からとると吸収率が低く、しかも調理過程において失われてしまいがちであるため結果として不足しがちの栄養素の一つです。

 

ニンニク注射はこんな方にお勧めです 

🔶だるさがなかなか取れない。

🔶疲れがたまっていて調子は悪くても仕事や用事があり休めない。

🔶よく寝ても疲れがなかなかとれない。

🔶よく風邪をひく、なかなか体調が元に戻らない。

🔶頭痛や肩こり、腰痛に悩んでいる。

🔶二日酔いの対策。

 

など 様々な効果が期待できます。

 

院長自身も休めないため疲れた時にまずは一本、、、のような感覚で使用をしています。気になる方はぜひ一度お試しいただくことをお勧めします。

 

ニンニク注射の副作用は?

 ニンニク注射の主成分であるビタミンB群は水溶性であり摂取しすぎたり体内に蓄積することがなく尿から排出されるため副作用はほとんどありません。ただし注入濃度が濃すぎると注射時に血管痛が起こることがあるため投与速度、薬剤溶解には配慮して行っていますので安心してお受けいただけます。