
【国内初】無床クリニックでのTULA(日帰りレーザー手術)導入 ― 再発膀胱がんに対する革新的な日帰り治療 ―
【国内初】無床クリニックでのTULA(日帰りレーザー手術)導入 ― 再発膀胱がんに対する革新的な日帰り治療 ―
✔ このページでわかること
・膀胱がんに対する最新のレーザー治療「TULA」について
・東京・大田区で日帰り手術が可能な理由
・どんな方にTULAが適しているか、治療の流れと注意点も解説
【TULA(Transurethral Laser Ablation)】は、再発性の非筋層浸潤性膀胱がんに対して行う切らないレーザー治療です。
従来のTURBT(経尿道的膀胱腫瘍切除術)と異なり、局所麻酔下にレーザーを使用し、腫瘍だけを焼灼・除去することで、患者さんの負担を最小限に抑え入院をせずに手術を行うことができます。
・日帰り手術が可能(通院のみでOK)
・膀胱機能を温存し、身体への負担が少ない
・局所麻酔や鎮静で対応可能(全身麻酔不要)
・手術時間は10~20分程度と短時間
・治療翌日から社会復帰も可能です
比較項目 | 従来のTURBT | TULA |
---|---|---|
入院の必要性 | 数日~1週間の入院が必要 | 日帰り手術が可能 |
麻酔の種類 | 全身麻酔が中心 | 局所麻酔や鎮静で対応可能 |
膀胱への影響 | やや大きい | 最小限に抑制できる |
社会復帰までの期間 | 数日~1週間 | 翌日から可能 |
・何度も膀胱がんを繰り返している方
・入院が困難な仕事・家庭環境の方
・ご高齢や持病のため身体への負担をなるべく抑えたい方 また高齢で理由で手術ができないと診断された方
・東京都内で日帰りで治療を受けたい方
※TULAはすべての膀胱がんに適応されるわけではありません。診察の上、医師が適応を判断いたします。腫瘍の経過や状態によっては従来通りの経尿道的切除が適している場合は推奨をしない場合があります。
当院は、国内の無床クリニックとして初めてTULAを導入しました
最新のレーザー装置を用い、日帰りで安全に再発膀胱がんの治療を受けられる環境を整えています。連携病院とも協力をすることで、患者さんにとって選べる選択肢を一つ増やし、納得のゆく治療を行う一助になればと考えているからです。大きな病院だからこそできる事、小回りの利くクリニックだからこそできる事を上手に組み合わせることができれば、治療をお受けになる方が得られるメリットはさらに大きくなると思います。
「大学病院レベルの技術を、もっと身近に」――をコンセプトに、患者さん一人ひとりに寄り添った医療を提供しています。
Q. すべての膀胱がんにTULAは使えますか?
A. 非筋層浸潤性(Ta、T1)の再発例のが適応になります。筋層浸潤がある場合、他の治療選択が必要です。
Q. 健康保険は使えますか?
A. はい、保険診療で受けられます(3割負担で2〜3万円程度が目安です)。
Q. 入院は本当に必要ないですか?
A. 当院では外来で施術を行い、術後も経過観察を通院で行います。原則として入院は不要です。
「再発したけれど、もう入院はしたくない」
「膀胱がんを、なるべく身体に優しい方法で治療したいが何か方法はないのか?」
そんな方は、ぜひ一度当院へご相談ください。
※TULAはすべての膀胱がんに適応されるわけではありません。診察の上、医師が適応を判断いたします。